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歯内療法とは

 「シナイリョウホウ」と聞くと、ちょっと分かりにくいでしょうが、「歯内療法」という字をみていただくと、 想像していただけるでしょう。歯内療法とは文字通り、「歯の内部の治療」のことをいいます。ですから本来の 広い意味の定義では、むし歯(う蝕)の治療をして、セメントなどをつめることも含まれます。しかし、通常は、 歯の根の中の管(これを根管といいます)に関した治療を、歯内療法と呼んでいます。
 歯は、人体の中で一番硬い組織ですが、その中には、俗にシンケイと呼ばれている歯髄という軟らかい組織が あって、根の先のほうの小さな孔で、あごの骨の中の神経や血管とつながっています。この歯髄が、むし歯(う蝕 )や外傷で、細菌の感染を受けたような場合には、歯がひどく痛んだり、歯肉が腫れたりします。このような時に、 もし、その歯を救い、さらに長い間機能させたいと思うならば、歯髄の一部や全部を除去して歯を残すような治療 をしなければなりません。そこで、歯内療法が行われるのです。
 一般には、歯の神経の治療と言われ、歯を支える土台としての根(根管)の処置なので、根管治療(コンカンチリョウ)という治療法を行います。 歯を保存したいという気持ちと、そのための良い方法を探究し続ける努力から生まれたこの『歯内療法(根管治療)』により、 みなさんの歯を更に長生きさせることができます。

ムシ歯の進行は5段階にわけられます。


● C0

歯・治療前 《歯の状態・治療方法》
溝に着色。歯面清掃を徹底して、経過観察。虫歯の進行はないかもしれない。歯科医の定期的な診査の上で。


● C1

歯・治療前 《歯の状態・治療方法》
歯の表面のエナメル質だけがムシ歯になっている状態です。歯の表面がザラついたり、シミや小さな黒い点ができますが、 痛みはありません。ごく初期なので、ムシ歯になっている部分だけを削って、穴をつめて治療をします。


矢印


歯・治療前 《治療》
虫歯のところだけ除去し、詰める


● C2

歯・治療前 《歯の状態・治療方法》
歯のエナメル質をやぶり、その下にある象牙質にまで進行した状態です。この状態になると、 冷たい水や甘いものなどを食べるとしみるようになります。また、食べ物を噛んだ時などに痛みを感じることもあります。 C1と同じく、歯冠部の治療で完了します。


矢印


歯・治療前 《治療》
虫歯の部分を除去。歯髄を保護して詰める。


● C3

歯・治療前 《歯の状態・治療方法》
歯髄という歯の神経に達し、炎症が起きます。穴が深く、大きくなるためいつも痛むようになります。 神経を残すことが最良の方法と考え、出来るだけ神経を抜かない努力をします。 昔は悪い歯はすぐ抜いていましたが、できるだけ歯を残すという考えで、このような治療を行います。


矢印


歯・治療前 《治療》
歯質の残存の状態により修復の方法は異なるが神経をとった歯は破損の心配があるので咬む面は保護することが必要になる。 根管治療をして神経のあった穴を完全に封鎖する。


● C4

歯・治療前 《歯の状態・治療方法》
ムシ歯がもっとも進行した状態です。歯の根(歯根)の部分だけが残って歯髄は腐敗しています。 このためアゴの骨までやられると痛みが出たり腫れたりします。 健康な歯質がある程度残り、歯根の長さが十分ある場合は、出来るだけ残す努力をします。


矢印


歯・治療前 《治療》
根管治療をして神経のあった穴を完全に封鎖する。 歯の形態を回復して冠をかぶせる。

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